2020/7/29
アチャールは、インドのスパイシーな添え物。カレーの付け合わせに必ずついてきます。作り方は、フレッシュな即席のものから、長期間熟成させるものまでさまざま。カレーとご飯と混ぜながら食べると、よりいっそう鮮やかな味がうまれます。
夏とえばゴーヤ。チャンプルーと天ぷらくらいしか食べ方が思いつかないのですが、夏になると、たくさんできるし、いただくこともしばしば。「これはアチャールにいいかも?」と思ってつくったら大正解。スパイシーなカレーにぴったりでした。
今日はゴーヤを使った3種類のアチャールレシピを紹介します。
1.即席アチャール(すごく簡単)
2.テンパリングアチャール(南インドカレーを作る人向け)
3.「アチャールのもと」をつかう
下準備
1.ゴーヤ80gは5ミリ角に刻んで小さじ塩ふたつまみをまぶし、水分がでてきたらかるく絞る(塩せずにそのまま使ってもよいが、時間がたつと水分が出てくる)
2.玉ねぎ4分の1(あれば赤玉ねぎ)は5ミリ角に切る。
3.ゴーヤと玉ねぎをボウルに入れる。
1.即席アチャール
材料:レモン半分、塩、レッドチリパウダー(なくてもよい)
下準備した野菜にレモンを絞り(なければ酢)、塩、レッドチリパウダーを加えて混ぜる。以上!
2.テンパリングアチャール
材料:ターメリック小匙半分、植物油(菜種油)大匙3、マスタードシード小匙
ウラドダール小匙1、カレーリーフ一枝(あれば)、レモン半分 塩適量
1.ボウルの野菜の上にターメリックをまとまった状態で乗せておく。
2.小皿を3枚用意し、それぞれにマスタードシード、ウラドダール、枝からしごいたカレーリーフを入れて準備しておく。鍋用のふたも手元に置く。
*この準備は、焦げないようにスムーズにテンパリングするために大事
3.小鍋に油を熱する。
4.油が高温になったらマスタードシードを加える。おおかたはじけたところで、ウラドダールを加え、薄茶色に色付いたらカレーリーフを加え、「すかさず」蓋して(はねるので注意!)、すぐにボウルのターメリックの上に注ぐ(この行程は素早く焦がさないように。全体で10数秒程度)
5.レモンを絞り、塩で味を決める(辛くしたければレッドチリパウダーを加える)
3.「アチャールのもと」を使う
材料:「アチャールのもと」小匙1~2 植物油小匙1~2
1.ボウルの野菜に「アチャールのもと」と油をよく混ぜる
分量は目安です。酸味、塩加減、油など、好みの割合を味見しながら見つけてください。 ゴーヤのかわりに、大根、人参、かぶ、白菜、きゃべつ、あるいは玉ねぎだけでも。歯ごたえのあるものが向いています。
アチャールはカレーだけでなく、揚げ物やさっと焼いた野菜や肉に添えてもよく合います。残ったら、翌日のお弁当に入れたり、白いご飯にのせて食べても。この間は、ハムエッグに添えたらおいしかった!
「きざみ生野菜のスパイスマリネ」くらいの気持ちで気軽に作って、自由に食べてインドの香りを食卓にのせてみてください。
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