2022/6/10
5月末から6月にかけては、枇杷、梅、杏。
今年は枇杷の出来がいまひとつで
なかなか口にはいらないのを残念に思っていたら
ご近所さんが「枇杷採りにいく?」
案内してくださったのは
まだ通ったことのない集落の細い道。
「むかしはこれがメインロードだった」
と笑うご近所さん。
ほぼ野生化している小粒の枇杷を
4メートルの高枝切狭をお借りして末っ子と収穫。
食べるとはじけるような酸味と充実した甘味。
枇杷ってぼんやりした味だなあ…と
ずっと思っていたけれど、
庭や川べり、山の上
あちこちで枇杷を食べさせてもらって
枇杷の味は濃いことを知りました。
続いてはじまる梅仕事。
青梅も完熟梅もシロップに。
もうすこししたら梅干も。
山の上のちいさな杏は
飛び上がるほどすっぱいから
しばらく追熟させて
ジャムにします。
ジャム担当の雄一郎さんは
「今年は夏用のシロップもつくる」
と意欲的です。
上が梅、下が杏。
ちょっと見分けがつかないですが、
梅と杏の香りが部屋に満ちるこの季節
梅雨を前に、一仕事。
畑では、梅雨前に玉葱の収穫をすませてしまいます。
今年は赤玉ねぎの出来が上々。
それから少し早いけれど、じゃがいもの試し堀り。
小さな人参にレタスとディル、こぼれ種から青しそも。
ほんのわずかでも何かが採れるとうれしい気持ちになります。